原子間力顕微鏡(AFM)のアサイラム リサーチ

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   MFP-3D AFM のフォーススペクトロスコピーで探る油滴間の相互作用   
 


Axel Gromer and A. Patrick Gunning,
Institute of Food Research, Norwich, UK


エマルジョン中のコロイド粒子間における相互作用を理解することは、食品や薬品工業の分野から油回収や鉱物浮選までのアプリケーションの広い範囲で重要です。エマルジョン液滴間で生じる相互作用はそうしたシステムの機能特性を決める上できわめて重要です。このような相互作用は、界面活性剤小分子、たんぱく質、あるいはポリマーといった界面活性剤の油と水の界面での吸着によって変化させられる可能性があります。しかしながら、乳化した油滴間に生じる物理的な相互作用の研究は、歴史的に硬いコロイド粒子モデルで研究が行われるような状況のなかでは、伝統的に難しい領域でした1。最近、油滴を原子間力顕微鏡(AFM)のカンチレバーに取り付ける方法が開発されてからは、その状況が変わりました。これらの方法により、測定値は界面膜の特質に敏感であり2、最近の数学モデル4を含む、一対の液滴間のフォース相互作用の細部にわたる研究3が可能になったことを実証しました。このアプリケーションノートでは、実際の液滴システムを研究することの利点を実例で示し、可動性のある界面層をもつ可変形粒子におけるユニークな効果をAFMデータの中に捕らえていきます。このノート中のすべての研究はアサイラム社のMFP-3D-BIO AFMで行いました。

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水中で、ガラス表面に付着した油滴(左)と
AFMカンチレバーに付着した油滴(右)。



参考文献
  1. H. J. Butt, B. Cappella and M. Kappl, Surf. Sci. Rep., 59, 1(2005).
  2. A. P. Gunning, A. R. Mackie, P. J.Wilde and V. J. Morris,Langmuir, 20, 116 (2004).
  3. R. R. Dagastine, G. W. Stevens, D. Y. C. Chan and F. Grieser, J. Colloid Interface Sci., 273, 339 (2004).
  4. S.L. Carnie, D.Y. C. Chan, C. Lewis, R. Manica and R.R. Dagastine, Langmuir, 21, 2912 (2005).