原子間力顕微鏡(AFM)のアサイラム リサーチ

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2012.12.25

   買収のお知らせ



お客様へ
アサイラム・リサーチ社は、英国に本社をおく上場会社であるオックスフォード・インストゥルメンツ(Oxford Instruments)社による買収が成立したことを、ここに喜んでご報告させて頂きます。オックスフォード・インストゥルメンツ社は、研究や産業のための先端技術ツールやシステムを提供している大手企業です。同社は、物質を原子および分子レベルで加工、特性評価、操作、解析する装置を設計・製造しています。弊社の主力のSPM・AFMの技術をオックスフォード・インストゥルメンツ社の技術と融合させることにより、世界的なナノテクノロジー市場における両社の地位をより強固なものにいたします。両社の協調により、さらなる研究開発に向けて大型投資が可能になり、それによって新製品開発が推進され、最高の革新的なAFM装置をより速く市場にもたらすことが可能になります。これにより、世界中の材料、生命科学、エネルギー研究およびその他の新生アプリケーションのための研究を加速させます。


オックスフォード・インストゥルメンツ社との交流の中で、両社の理念が同じであったことを確認し合いました。両社はともに、その理念である創造性や革新性追求のカルチャーを守り続けます。そしてそのカルチャーと、受賞や成功をなしとげる製品へと転化させる能力とを融合させ、業界標準を引き上げていきながら、絶えず世界最高のお客様サポートの提供に努めてまいります。両社は、これからも従業員やお客様、供給元に対して、誠実さと尊敬の念をもってビジネスを遂行してまいります。

1999年12月にケンブリッジ大学に出荷された1号機のMFP-1Dから、昨日出荷されたCypherやMFP-3Dに至るまで、これらすべてが、私たちのお客様である皆様のお陰であると考えております。弊社の情熱はいつでも、この惑星上で最高の性能を有する、最高の信頼性を合わせ持つAFMを製造し、そして絶えず実施してきた高水準のお客様サポートの提供に傾け続けるためにあります。弊社では、オックスフォード・インストゥルメンツ社での自らの将来の行く末を楽しみにしており、この環境の中でそのハードルをずっと高いレベルに上げ、次々とすばらしい発見へと結びつけていけると考えております。

最後になりましたが、オックスフォード・インストゥルメンツ社のアサイラム・リサーチの全社員より、
皆様が素晴らしい新年を迎えられますようお祈り申し上げます。

アサイラム・リサーチ社共同創設者
ディック・クラーク
ジェイソン・クリーブランド
ロジャー・プロクシュ

装置についての詳細は以下をご覧ください。


アサイラム・リサーチ社は、オックスフォード・インストゥルメンツ社により買収されました。
2012年12月17日、走査型プローブ/原子間力顕微鏡における技術リーダーであるアサイラム・リサーチ社は、産業および研究のための先端技術ツールやシステムの先導的な提供会社であるオックスフォード・インストゥルメンツ社により買収されたことを発表いたします。買収はロンドン証券取引所の慣例により、2012年12月末前に完了することになっています。

アサイラム・リサーチ社は、英国、ドイツおよび台湾の子会社を含む、サンタバーバラ(カリフォルニア州)が本社のアメリカで設立された会社です。そのSPM技術は、原子のスケールにまで及ぶ表面や構造のイメージングや特性評価に使用され、ナノスケールでの発展や開発を可能にする、非常に貴重な情報を提供しています。その製品は、世界中の産学界のお客様によって、広範囲の材料やバイオサイエンスの応用に利用されています。オックスフォード・インストゥルメンツ社とアサイラム・リサーチ社が連携することは、グループのナノテクノロジー・ツール部門の強化につながります。SPMは基本的なナノテクノロジーの測定技術であり、グループ内の製品や技術の既存のポートフォリオを補足します。

「私たちは、オックスフォード・インストゥルメンツ社との合併は、非常に喜ばしいことと思っております。」と共同創立者および最高財務責任者のディック・クラークはコメントし、「私たちの会社間の相乗作用は広範囲にわたりますし、また科学機器ビジネスにおいてリーダーシップを発揮してきたこの優秀な会社と合併することをとても楽しみにしております。」

買収に関するコメントとして、ジョナサン・フリント(オックスフォード・インストゥルメンツ社最高経営責任者)は次のように述べています。「アサイラム・リサーチ社の買収は、ナノテクノロジーの世界に私たちの足跡を著しく増大させ、そして電子顕微鏡における私たちの強力なポジションを、また別の基本的なナノテクノロジー測定技術の進出により補足してくれます。お客様が電子顕微鏡で容易にできないような、自然な液中環境での有機物サンプルの解析を可能にするため、この買収はまた、急速な成長を見せているバイオナノ市場へのアクセスを与えてくれます。」

さらに、アサイラム・リサーチ社の社長であるロジャー・プロクシュは、「それは私たちの話し合いの当初から明らかでした。アサイラム・リサーチ社とオックスフォード・インストゥルメンツ社はともに同じ理念を共有していました。また他方では、世界クラスのお客様サポートおよびサービスを提供し、さらに技術的に進歩した装置をつくっていました。私たちは、彼らのチームに加わり、科学者の皆様により速く、そしてずっと多くの能力を有する最高のAFMを提供することを楽しみにしています。」

「私は、お客様そして従業員ならびにビジネス関係者の全員に、私たちの会社の歴史の中で、この瞬間まで私たちを支えてくださったことに感謝を申し上げます。」とアサイラム・リサーチ社の最高経営責任者であるジェイソン・クリーブランドは述べ、「科学に対する私たちの熱意は、常にアサイラムの最前線にありました。オックスフォード・インストゥルメンツ社と組むことは、最終的に驚くべき革新に結びつく発見のための機器装備を科学者にもたらすことで、私たちがよりよい仕事をすることを可能にするでしょう。」

アサイラム・リサーチ社はサンタバーバラ(カリフォルニア州)に拠点をおき、従業員所有の会社として1999年に設立された、英国、ドイツおよび台湾に子会社を保有する世界進出企業です。CypherおよびMFP-3D AFMファミリーを含む、その走査型プローブ/原子間力顕微鏡の製品ラインは、ナノスケールでの表面や構造のイメージングおよび多くの特性評価のための技術的な革新で業界標準を設定してきました。そのAFM/SPMは世界中の産学界のお客様に、広範囲な材料およびバイオサイエンスの応用のために利用されています。

アナリストおよび投資家のための電話会議が本日(2012年12月17日)08.30(英国時間)に、このステートメントについて議論するために行われる予定です。

関連するアクセスの詳細:
市外局番+44 203 139(4830)
通話料無料番号0808 237 0030
関連ピン・コード81210256#


アサイラム・リサーチ社について
アサイラム・リサーチ社は、材料やバイオサイエンスの応用のための、原子間力顕微鏡(AFM)および走査型プローブ顕微鏡(SPM)における技術リーダーです。1999年に設立され、ナノサイエンスやナノテクノロジーのための革新的な機器開発に専念してきました。アサイラム・リサーチのスタッフ全員の経験年数を累積すると、250年以上にもなります。アサイラム・リサーチのAFMは、材料科学、物理学、高分子、化学、生体材料、およびバイオサイエンスにおける、さまざまなナノサイエンスの応用に利用されています。そこには生体材料、化学検出、高分子、コロイドに作用する力、吸着などのフォース測定だけでなく、DNA上の単一分子のメカニカルな実験、タンパク質アンフォールディング、高分子弾性他も含まれます。比類のない精度や柔軟性をもつ、アサイラムのMFP-3Dは、AFM技術のスタンダードになっています。MFP-3Dは、3軸すべてにおいて真に独立した位置決め機構をもつ最初のAFMで、低ノイズのクローズド・ループ・フィードバック・センサー技術を装備しています。MFP-3Dはトップおよびボトムからのサンプルビューを備え、市販の倒立型光学顕微鏡との組み合わせも容易に行えます。Cypher AFMは最高分解能の高速AFMで、現在は環境制御もできます。

Cypherは、今日可能なもっとも正確なイメージや測定のご要望に対して、ドリフトの少ないクローズド・ループの原子分解能を提供しています。さらに点欠陥の“真の”原子解像度、微小レバーでの20倍以上速いACイメージング、Spot-On自動レーザー・光検出器アライメントで容易なセットアップが可能で、一体型の熱・音・振動の防御エンクロージャも装備し、すべての主要なAFM/SPMのスキャニングモードおよび能力のすべてを幅広くサポートしています。

アサイラム・リサーチは、業界最長の5年間保証や、伝説的な製品およびアプリケーションのサポートにより、あらゆるAFMの会社の中でも最も低い所有コストを提供しています。アサイラム・リサーチは、実験を次のレベルに引き上げたい研究者に、技術的にもっとも高度なAMFを提供することを最優先にしております。

オックスフォード・インストゥルメンツ社について
オックスフォード・インストゥルメンツ社は、研究や産業応用にフォーカスした先端技術のツールおよびシステムを設計、供給、サポートしています。また、基礎物理研究や、それを商用的なナノテクノロジーの応用へ転換することを促進するのに必要な解決策を提供しています。イノベーションは50年以上もの間、オックスフォード・インストゥルメンツの成長と成功を支える原動力となってきました。弊社の戦略は、タイムリーかつお客様の視点でこれらのアイデアを市場へ持ち込むことによって、それらを上手く商業化するところまで持っていくところにあります。

50年以上前に、オックスフォード大学からスピンアウトした最初の技術ビジネスである、オックスフォード・インストゥルメンツは今日、世界中に2000名以上のスタッフを擁し、ロンドン証券取引所(OXIG)のFTSE250インデックスに名前を連ねる世界的企業です。その目的は、研究や産業部門のための新世代のツールやシステムの大手の供給会社になることにあります。

これには、低温、高磁場および超高真空環境といった領域のコア技術と、核磁気共鳴や、X線、電子および光学ベースの計量技術、そして先進の増殖、成膜、エッチングを組み合わせることを含みます。オックスフォード・インストゥルメンツは、科学と技術をとおして、私たちの世界の確かな発展とより深い理解を追及することを目的としています。その製品や専門的技術、アイデアで、エネルギーや環境、安全、健康といった地球規模の問題に取り組んでいます。