原子間力顕微鏡(AFM)のアサイラム リサーチ

製品 アプリケーション イメージギャラリー サポート 会社概要 リンク

2012.5.1
アサイラム・リサーチ社長 Roger Proksch博士の
無料ウェビナー3回シリーズ:
AFMによるナノメカニカル定量測定への挑戦!
パート1: 高速・定量性ナノメカニカルイメージングの入門と革新


ウェビナー録画視聴(YouTube)

  
2012年5月24日に、アサイラム・リサーチ社はナノメカニクス・ウェビナーの、3回シリーズのうちのパート1を開催いたします。『高速・定量性ナノメカニカルイメージングの入門と革新』と題する最初のウェビナーは、まず、材料科学者が利用できる多数の新旧ナノ領域特性マッピング技術を使って、どんな機械的特性が得られるのかを概観することから始めます。次に、材料特性の明白な解釈を可能にする、ナノメカニカル研究のための2つの新しい技術である、AM-FMおよびロスタンジェントを紹介します。タッピングモードとして知られる、振幅変調(AM)を利用する原子間力顕微鏡は、現在まで広範囲のアプリケーションによって実証されてきた、信頼性の高い、そして表面に対して影響の小さいイメージング手法です。以前は、タッピングモードにおける位相などのコントラストの定量化は困難でした。新しいAM-FMイメージング技術では、通常のタッピングモードの特徴と利点に、周波数変調(FM)モードの定量性および高感度特性を融合させました。 ロスタンジェント・イメージングは、最近導入されたもう一つの定量測定技術で、これは位相イメージの解釈を改め、探針-サンプル間の相互作用における損失・貯蔵エネルギーの比を求めるテクニックです。これらの技術は、弾性率やロスタンジェントの定量性のあるイメージングを行いながら、高速かつ低フォースのタッピングモードでのイメージングを実現しています。

今すぐご登録ください!!
日本時間5月24日午前0時のオンラインセミナーの登録はこちらwww3.gotomeeting.com/register/679538286

日本時間5月24日午前9時のオンラインセミナーの登録はこちらwww3.gotomeeting.com/register/962752174

ウェビナー録画視聴(YouTube)

今回のプレゼンターで、アサイラム・リサーチ社の社長でもあるロジャー・プロクシュ博士は、次のように述べています。
「ナノメカニカル特性の値は驚くほど広範囲です。例えば、一般材料の弾性モジュラスは、大きさで5〜6桁にまで及んでいます。理想的な弾性固体のふるまいを示す低散逸性の金属やガラス、セラミックスのような材料の損失モジュラスでも同じことが言えますが、他方、多くのエラストマーはほとんど液体のようなふるまいを示します。例えば、フォースカーブといった単一のナノメカニカルなテクニックは、試料の特性を正しく解明するには不十分であり、しばしば誤解を招いたり、誤った結論を導く可能性さえあります。平たく言えば、もし持っているものがハンマーしかないとしたら、全ての問題点が釘のように見え始めるということです。今回のウェビナーシリーズの中で、研究者が使える幅広いテクニックを見ていき、自然界がわれわれに挑む幅広い特性をカバーする予定です。このシリーズの主な目的は、研究者の方々に、これらの測定をじっくりと解釈することを可能にする、ナノメカニカル測定の信頼に足る概観と、将来の研究のための確固たる基盤を提供することにあります。」
セミナーの後続シリーズの内容に関しては、下記をご参照ください。

パート2: 『高精度・定量的ナノメカニカル測定の実現』
日時は追って発表します。
パート2では、ナノインデンテーションやフォースカーブといった 「基本的な」測定技術を含むナノメカニカル測定の正確さを改善しようとする挑戦に焦点を当てます。これらの技術を使って正確な特性測定を実行しようとする時にわれわれが直面する主な課題の概要を説明します。それらの課題は、測定装置自体の較正およびノイズの問題から、基本的な材料特性の限界にまで及び、それらすべてが測定の確実性を阻もうとしているのです。定量性データを抽出するために使うことのできるHertz、DMT、JKR、Oliver-Pharrを含むいくつかの力学モデルについても調査します。最後に、高速測定とフォースカーブ再構築技術について述べる予定です。このプレゼンテーションの目標は、専門家でない人であっても機械的特性測定をじっくりと解釈できるようにすることです。

パート3: 『動的接触ナノメカニカルと機能性測定』
日時は追って発表します。
パート3では、サンプルと直接接触するプローブの振動励起を含む多数の技術を対象としています。現在注目されている多くの材料は、機能性をもっており、それらのふるまいは、外部からの印加電圧または他の刺激で制御することができます 。よく知られた例としては、圧電材料やエネルギー貯蔵、太陽電池材料が該当します。 動的粘弾性分析(DMA)、接触共振(CR)高周波フォースモジュレーション、Dual AC™共振トラッキング(DART)およびバンド励起(BE)技術の長所や制約、可能性について議論します。

ラテックス/エポキシ/ゴムからなるポリマーサンドイッチのクライオトーム切片

AM-FMモードのそれぞれ1次と2次の共振でとったもので、(a)AM−ロスタンジェント、(b)FM−スティフネスのマップをそれぞれ示しています。(c)ロスタンジェントのヒストグラム、(d)スティフネスのヒストグラム。バルクのデータから予想されるように、ゴムおよびラテックスのロスタンジェントはエポキシよりも大きく、ロスタンジェントのヒストグラム(c)の中で明らかに分離しています(ラテックスは〜1.5、天然ゴムは〜2)。ラテックスおよびゴムのバルクモジュラスはかなり近く、それぞれ〜40MPaおよび43MPaです。値が近いにもかかわらず、2つの材料はスティフネスのヒストグラムで明確に分離しています(d)。イメージをクリックすると、拡大版を表示します。

そのほかのナノメカニカル特性を得るための測定技術や詳細についてはこちらのカタログ(英文)をご覧ください。